多少なりともストレスを仕事で感じるということは、誰もがあるものでしょう。しかし、同じようにストレスを感じても、すぐに解消して切り替えられる人と蓄積させてしまう人がいます。この違いは一体どこから来るのでしょう。こちらでは、ストレスを蓄積しやすい人の特徴についてご紹介します。

同僚や上司など、周囲の目が気になってしまう人はストレスを蓄積させやすい傾向があります。

「こんなことを言ったら嫌われるのではないか」

「こんなミスをするなんて、ダメなやつだと思われたに違いない」

このように常に他者の反応を気にして行動してしまう人は、積極的に仕事に取り組むことができませんし、くよくよと思い悩みがちです。

また、周囲の目を気にする様子から「主体性がない」「積極性に欠ける」などの指摘を受けてしまうと、さらに周囲の目を気にしながら行動する…といった悪循環に陥ることもあります。

負けず嫌いな人や完璧主義な人も、ストレスを蓄積させやすいと言えます。

常に身近な他者と張り合う負けず嫌いな人は、仕事で良い成果を生むことも多いのですが、ミスをした時に強く打ちのめされてしまう可能性があります。また、上司や同僚と協力することができずに孤立してしまうこともあります。

完璧主義な人は、求められている以上に仕事を頑張りすぎてしまう傾向にあります。そのため、ミスをすると他者から責められていなくても、自分で自分を追い詰めてしまいます。また、次々とこなさなければならない業務が増えると、処理しきれずに押しつぶされてしまう可能性もあります。

真面目で仕事が良くできる人は、その人柄や仕事ぶりから頼りにされることが多くなります。そのため、他の社員よりも多くの仕事を任されてしまいがちです。

その一方で、本人は周囲の人に頼ることができず、人知れず孤立感を強めてしまうことがあります。また、頼まれごとを断ることができずに一人で抱えこんでしまい、限界を超えて燃えつきてしまう可能性もあります。